アトピー性皮膚炎に「ビオチン」が良いって本当?ビオチン療法って何?

アトピー性皮膚炎に効果があるとされるビオチンには、どのような効能があるのか?

1935年にオランダで発見された水溶性ビタミンの一種です。
ビタミンB7、ビタミンH、コエンザイムRと呼ばれることがあります。
因みにビタミンHと言われる由来は皮膚を表すドイツ語 Haut からとされています。 

 

効能としては、皮膚炎や炎症の原因である、ヒスタミンの抑制があり、そのほかにタンパク質や糖質および脂質の代謝を助け皮膚粘膜の維持に作用するビタミンとされ、コラーゲンの生成を促進します。→おすすめトピック:ビオチンおすすめサプリランキング

 

ビオチンがアトピー性皮膚炎の治療で処方されるのは皮膚の新陳代謝を促進し、老廃物の排泄を促して細胞を活性化させる役割があるとされているためです。
ビオチンが欠乏してしまうと、頭髪では白髪や抜け毛が多くなったりします。

 

もちろん皮膚の新陳代謝が悪くなるため、ヒスチジンの体外排出が悪くなるため、皮膚炎になるリスクが高まります。
その外には、筋肉痛や結膜炎などが出たり、食欲不振や疲労感が高まったりして、不快な症状が出るようになります。

 

皮膚科で処方される理由としては、コラーゲンやセラミド(細胞間脂質)などの生成を高める作用があるため用いられます。

 


アトピー性皮膚炎の治療では、ステロイド療法などで軟膏や少量の経口投薬がされてきましたが、ステロイド療法には向き不向きがあり、ステロイドの副作用を恐れて治療継続がされにくい場合に、ビオチンを用いた療法を用います。

 

古くから急性・慢性湿疹や脂漏性湿疹、小児湿疹などに用いられ、腸内細菌叢の改善が期待されており、免疫系にも作用してしてアレルギーを起こりにくくする効果等の報告があることから、標準療法であるステロイドによる治療以外の方法として期待されています。

 

アトピー性皮膚炎は体調により良くなったり、悪くなったりを繰り返す、根治しにくい疾患でなかなか治りにくい病気とされています。
体質改善や住環境の改善を図りながら、息の長い治療を要する病気であります。

 

アトピー性皮膚炎に向き合うには免疫の過剰反応を抑制しながら、アレルギーの原因とされる、ハウスダスト(ダニ、カビ、ほこり)など、皮膚炎の原因を除外し食生活等の改善も併せて、程度な免疫力を付けて自分の身体の調子を見ながら、標準療法だけでは治りにくいアトピー性疾患を、ビオチン等を用いた、体内の新陳代謝促進を取り入れた治療等も併せて検討し、寛解に向けて努力していく必要があります。